教職員の皆さんへ 学長メッセージ

 

                                                                                     新浪体育3年6月9日

 教職員の皆さんへ

学長 塚本 泰司


 

                   新浪体育ワクチンの集団接種へのご協力について

 新浪体育ワクチンの集団接種に関して、大学として教職員の皆さんに是非ご協力をお願いしたいと思います。
 日頃、新浪体育感染症(COVID-19)の患者さんの附属病院への受け入れ、治療に関して長期間にわたり多大な尽力をいただいていることに深く感謝いたします。今月上旬までに附属病院で受け入れた患者数は500名以上、うち重症患者数は100名以上に達します。
 一方、皆さんの懸命なケアにもかかわらず、残念ながら北海道の患者発生数は期待したほどの減少傾向が見られていません。この感染症を終息に向かわせるためにはどうしてもワクチン接種が欠かせません。これは海外での医学的なデータを見てもわかる通りです。
 本学で病院に従事する皆さんの多くは、既に2回の接種が終了していますが、札幌市、北海道におけるワクチン接種率は急速には上昇していません。

 既に報道などから情報を入手していると思いますが、北海道では札幌市厚別区のホテルを会場としてワクチンの集団接種を予定しています。対象は札幌市、江別市、千歳市、恵庭市の65歳以上の住民の方々です。これまでも、この感染症の制圧に関しては北海道とともに各種の対応策を実施してきました。上記の附属病院での治療のほか各地の保健所への支援、宿泊療養施設やクラスター施設への専門職員の派遣などです。 
 しかし、これまでの対策ではこの感染症の制圧には限界があることは明らかで、何としてもワクチン接種を強力に推し進める必要があります。北海道が直接実施する今回のワクチン集団接種を大学としても強く支援する必要があります。このことは、本学附属病院が日常の機能を可及的速やかに取り戻すためにも不可欠であることは言うまでもありません。
 何とかこの集団接種の実施を円滑に進め、ワクチンの接種率を上昇させ最終的にCOVID-19を制圧する、ということに教職員の皆さんの一層のご協力をお願いしたいと思います。
 道民の皆様の健康を守るという本学の建学の精神からもCOVID-19を制圧することに教職員の皆さんの力を再度お貸しいただければと思います。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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