診療連携/移行医療
当院では遺伝子診療科と各診療科とが協力して包括的な遺伝診療を心がけております。
また遺伝性疾患の小児期から成人期にかけての移行医療にも対応しております。
診療連携について
遺伝性腫瘍
- 多発性内分泌腫瘍症(MEN1, MEN2):遺伝子診療科、内科、外科、小児科、脳神経外科等
- 遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC):遺伝子診療科、乳腺外科、婦人科等
- リンチ症候群:遺伝子診療科、内科、外科等
- 家族性大腸ポリポーシス(FAP):遺伝子診療科、消化器内科、消化器外科等
- 結節性硬化症(TSC):遺伝子診療科、泌尿器科、神経内科、小児科、脳神経外科、皮膚科、放射線科等)
- 神経線維腫症(NF1, NF2):遺伝子診療科、皮膚科、小児科、脳神経外科、眼科、整形外科等
先天性結合組織疾患
- マルファン症候群:遺伝子診療科、眼科、小児科、循環器内科、心臓血管外科、整形外科等
- ロイス?ディーツ症候群:遺伝子診療科、小児科、眼科、整形外科、循環器内科、心臓血管外科等
- 家族性大動脈瘤?解離:遺伝子診療科、心臓血管外科、循環器内科等
- エーラス?ダンロス症候群:遺伝子診療科、皮膚科?形成外科?循環器内科、心臓血管外科、消化器外科等
- ビールス症候群:遺伝子診療科、小児科、整形外科、循環器内科等
- オスラー病:遺伝子診療科、内科、脳神経外科、放射線治療科、耳鼻咽喉科、呼吸器外科等
遺伝性難聴:遺伝子診療科、耳鼻科、小児科
遺伝性不整脈疾患
- 先天性QT延長症候群:遺伝子診療科、小児科、循環器内科
ライソゾーム病
先天奇形症候群:小児科、遺伝子診療科、整形外科、耳鼻科、眼科、リハビリテーション科等
染色体異常症:小児科、遺伝子診療科、整形外科、耳鼻科、眼科、リハビリテーション科等
結節性硬化症(TSC)院内診療連携チームについて
当院ではTSCの横断的治療、小児期から成人期への移行医療のために、遺伝子診療科、小児科、脳神経外科、泌尿器科、皮膚科、放射線治療科、脳神経内科の7科を含めたチームを作り、小児から成人までの結節性硬化症患者様の診療?治療にあたります。
数か月に1度、隊員から紹介される新規の患者様や各科が診療中のそれぞれの患者様に対して話し合う全体会議(TSCカンファレンス)を開催し、複数の診療科で連携が必要である患者様の情報を共有し、治療方針について話し合いを行っています。
小児期から成人期への移行医療のご相談も承っております。
※小児患者様は小児科、成人患者様は遺伝子診療科が窓口となっております。
どちらかの診療科に医療連携係を通してご紹介ください。
TSC診療連携患者様ご紹介の流れ
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