血液内科新病棟完成?無菌病棟の開設

20247月に北棟10階に血液内科新病棟が完成いたしました。8月より無菌室の基準を満たすクラス100の病室4床とクラス10,000の病室4床を有する「無菌病棟」を開設しております。

造血幹細胞移植では、長期間の血球減少や免疫力低下のため易感染性の状態が続きます。患者さんは移植から「生着」(=移植した造血幹細胞が患者さんの骨髄の中で血液を作り始めること)までの数週間を無菌室で過ごします。無菌病棟は病室だけでなく、廊下を含めたフロア全体が無菌的な環境であり、感染症の予防に優れています。無菌病棟の開設により、今まで以上に多くの患者さんにより高度で安全な医療を提供することが可能になりました。

当科では、札幌市内のみならず道内各地からの同種移植目的の紹介に対応できる環境を整えております。

より良い移植医療の提供のためスタッフ一同、尽力して参ります。

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