内科学第二講座教授紹介
平成22年11月1日付けで、医学部内科学第二講座教授に 三浦 哲嗣(みうら てつじ)新教授が就任しました
三浦 哲嗣(みうら てつじ)教授ご紹介
<教授就任挨拶>
この度、11月1日より医学部内科学第二講座、附属病院第二内科(循環器内科、腎臓内科、糖尿病代謝内科)を担当することになりました三浦です。
研修を経て内科学第二講座に入局し、アメリカ留学(心臓生理学の研究)を経て新浪体育とその関連病院の方々と仕事をしてきました。今後は新たな立場で学内外の方々と協力しながら本学における教育、研究、診療に貢献したいと思っております。
教育では基本方針として、問題解決能力と自己評価能力にもとづいて継続的に医学知識?技能を習得し、診療ならびに研究に貢献できる人材の育成を目指したいと思っております。
また研究では、これまで主に虚血性心疾患の病態生理、心筋保護に関する基礎研究に力を注いできましたが、そうした研究を継続するとともに、近年増加の一途にある慢性心不全、腎不全と、その背景として重要な糖尿病を主要な課題として、基礎医学、臨床医学、臨床疫学の面から研究を推進する予定でおります。
附属病院における診療での基本的な目標としては、診療の質と安全性の確保、診療情報のデータベース化による自己点検評価、特定機能病院の診療科としての役割を十分機能させることを挙げました。
こうした目標を達成するためには、教室員は当然のことながら、学生、附属病院を受診される方々を含め学内外、附属病院内外の方々との十分な意見交換、意思の疎通がなによりも必要であると認識しております。
「個々の楽員がお互いの音を良く聞きあって優れた演奏をするオーケストラ」のような教室を目指して努力したいと思いますので、教室員ともどもご支援をお願いして、ご挨拶と致します。
<プロフィール>
三浦 哲嗣(みうら てつじ)
昭和55年 新浪体育医学部卒業(27期)
専 門:内科学?循環器病学
趣 味:芸術一般
資 格:内科学会認定医、循環器学会専門医
~三浦先生へのインタビュー~
Q:趣味は芸術一般とうかがいましたが、特にどんなことがお好きですか?
機会があれば絵画や彫刻を見たり、クラシックを聴いたりしています。
絵画では、海外の画家ではセザンヌ、日本では中川一政、木田金次郎の絵が好きです。
Q:座右の銘はありますか?
座右の銘というものはありませんが、フランスの哲学者シモーヌ?ヴェイユが、「勉強の目的は注意力をつけることであり、注意力が備わると謙遜の感覚が備わる」という意味のことを述べています。逆に言えば謙遜の感覚を感じられない場合は注意力が足りていないことになるのかも知れません。
ものごとを見つめたり、考えたりすることの注意力がつけばつくほど、謙遜の感覚が身につく、ということを心に留めています。
Q:学生さんへのメッセージ
よく学生さんにも話すのですが、“Self-education”“Self- evaluation”(自己教育?自己評価)ということと社会、世界から自己疎外をしないことを常に忘れないでほしい。
当然ながら、自分自身以上に自分の教育に責任を持てる人はいません。何が最も必要なのかも学生個々人で異なるでしょう。
正しく自己評価することは難しいということを認識したうえで、先輩や後輩(もちろん反面教師を含めて)、社会や世界の状況を広く見て、自分自身を教育していってほしいと思います。
Q:患者さまへのメッセージ
最近の医学?医療技術は日々めざましく進歩していますが、まだ完全なものでありません。現時点で最善の治療を行うには、私たち医療を提供する側の努力は当然ですが、患者さまのご理解、ご協力も必要不可欠です。
特に循環器疾患(心臓、血管の病気)の治療では、生活習慣の工夫を含めて根気よく病気と付き合ってゆくことが大切です。医師、看護師その他のコメディカルスタッフとも協力しながら、一緒に病気を治していきましょう。
~三浦先生、インタビューありがとうございました~
機会があれば絵画や彫刻を見たり、クラシックを聴いたりしています。
絵画では、海外の画家ではセザンヌ、日本では中川一政、木田金次郎の絵が好きです。
Q:座右の銘はありますか?
座右の銘というものはありませんが、フランスの哲学者シモーヌ?ヴェイユが、「勉強の目的は注意力をつけることであり、注意力が備わると謙遜の感覚が備わる」という意味のことを述べています。逆に言えば謙遜の感覚を感じられない場合は注意力が足りていないことになるのかも知れません。
ものごとを見つめたり、考えたりすることの注意力がつけばつくほど、謙遜の感覚が身につく、ということを心に留めています。
Q:学生さんへのメッセージ
よく学生さんにも話すのですが、“Self-education”“Self- evaluation”(自己教育?自己評価)ということと社会、世界から自己疎外をしないことを常に忘れないでほしい。
当然ながら、自分自身以上に自分の教育に責任を持てる人はいません。何が最も必要なのかも学生個々人で異なるでしょう。
正しく自己評価することは難しいということを認識したうえで、先輩や後輩(もちろん反面教師を含めて)、社会や世界の状況を広く見て、自分自身を教育していってほしいと思います。
Q:患者さまへのメッセージ
最近の医学?医療技術は日々めざましく進歩していますが、まだ完全なものでありません。現時点で最善の治療を行うには、私たち医療を提供する側の努力は当然ですが、患者さまのご理解、ご協力も必要不可欠です。
特に循環器疾患(心臓、血管の病気)の治療では、生活習慣の工夫を含めて根気よく病気と付き合ってゆくことが大切です。医師、看護師その他のコメディカルスタッフとも協力しながら、一緒に病気を治していきましょう。
~三浦先生、インタビューありがとうございました~