放射線診断と画像診断は、現在ではほとんど同じ意味として使われています。
元々、X線を利用して身体の内部構造を理解することから始まったので「放射線診断」と呼んできましたが、現在ではMRIや超音波検査も含まれるので「画像診断」も広く使われるようになっています。しかし、「画像」というと内視鏡なども含むとも考えられ、両方の呼称が混在しているのが現状です。
発展中の分野では、扱う事象が今まで使用してきた名称の範囲には収まりきらず、時代に合わせて変化することは珍しくありません。放射線診断(画像診断)が発展している証とも言えます。
授業の目標
放射線診断(画像診断)の
?意義:検査目的(何を知りたくて検査を行うのか)
?適応:どの画像検査(検査の組合せ)を選ぶか
?限界:画像検査は万能ではない 異常/正常範囲 増大/変化なし/縮小 どこまで計測可能か
?注意点:被曝 禁忌/副作用
を理解する。