薬剤部Division of Hospital Pharmacy
概要
紹介
現在薬剤部は、教授、薬剤師、薬剤補助員、事務職員で構成されており、オールラウンドな薬剤部の構築に力を入れています。
薬剤部の業務は、これまで医薬品の供給管理が主でしたが、それに加え最近では医療法?薬事法?薬剤師法等の改正や医療を取り巻く環境の変化により、患者さまへの医薬品提供義務や医療の担い手としての義務等、薬剤師に求められる業務が高度化?多様化し増えています。
実際には、薬剤管理指導業務(入院患者さまへの服薬指導、薬歴管理等)、外来患者さまへの服薬指導と薬剤情報提供、注射薬の処方箋による交付、抗がん剤治療を受けている患者さまの薬歴管理、TPN?抗がん剤等注射の調製、医療従事者への医薬品情報提供、特定生物由来製品管理簿の作成(20年間保管)、治験薬の一元管理、処方オーダリングシステムのチェックのためのメンテナンス、薬物血中濃度解析、院内製剤の調製、リスクマネジメント、医療従事者教育などの業務があります。
特に、がん化学療法における医療安全の向上をめざして、抗がん剤の処方監査、薬歴管理?無菌調製?レジメン管理等のシステム化に取り組んでいます。
今後も医薬品の適正使用を推進し、リスクとコストの軽減に努め、患者さまが安心して受けられる薬物治療をめざして高度先進医療に貢献します。
患者さまへ
「院外処方せん」発行について
本院では外来患者さまのお薬は、原則として「院外処方せん」で発行し、院外の保険調剤薬局で受け取っていただくことになっております。
「院外処方せん」の有効期間は発行日を含め4日間ですのでご注意下さい。
「院外処方せん」相談コーナー(FAX)
薬局窓口横には、札幌薬剤師会が運営する「院外処方せんFAXコーナー」があります。
また、希望の保険薬局にFAXすることで、薬局であまり待たずに薬がもらえますのでご利用ください。
ここでは、「院外処方せん」の応需保険薬局の場所や「院外処方せん」に関するご相談などにも応じております。