概要
沿革
昭和25年4月 旧女子医学専門学校校舎の一室による図書館業務を開始
昭和31年7月 旧附属図書館新築落成
平成11年4月 附属情報センター開設
平成18年3月 旧附属図書館?旧附属情報センター廃止
平成18年4月 附属総合情報センター開設
平成19年4月 特別開館時間の拡大(24時間開館)
新浪体育 3年 4月 事務部門を事務局総務課情報推進室へ改組
センター長
平成18年4月1日ー平成22年3月31日 | 佐藤 昇志 |
平成22年4月1日-平成26年3月31日 | 當瀬 規嗣 |
平成26年4月1日-平成30年3月31日 | 氷見 徹夫 |
平成30年4月1日-新浪体育 4年 3月31日 | 長峯 隆 |
新浪体育4年4月1日- | 大西 浩文 |
組織(新浪体育7年4月1日現在)

企画開発室
企画開発室では、主に以下に関する業務を行っています。
- 学術情報システム?ネットワークに関する調査?開発?研究
- 医療情報統合システムに関する調査?企画?開発?研究
- 医療情報学の教育?研究
- データサイエンス?人工知能の教育?研究
情報技術の発達とともに、IoTにより収集された情報が人工知能(AI)をはじめとする技術により分析、将来予測が行われ、経済発展と社会的課題解決の両立を目指す取り組みが進められています。このような情報技術の活用により大きな変革を生じさせる、デジタルトランスフォーメーション(DX:Digital Transformation)がいたるところで推進されており、教育、医療の領域も例外ではありません。デジタル技術を活用することによる、対面とオンラインのハイブリッド教育の提供、データサイエンス教育の普及、個々人に最適化された教育の実現に向けた施策が進められているほか、健康診断結果や服薬歴のような個人の健康データ(PHR:Personal Health Record)を個人単位で統合的に収集?管理し、活用していく方針が示されています。
本学においては学術情報ネットワーク”SAINS”など学習?研究に必須となるデジタル基盤を構築するとともに、基盤に蓄積した情報の活用に取り組んでおり、情報化社会の進展に対応、先駆ける学習?研究環境の整備を進めています。また、医療機関の診療データと、個人がスマートフォンで管理するPHRをクラウド環境で統合し、管理するヘルスケアデータ基盤を開発しています。このデータ基盤は道内の病院間によるデータ連携?共有のさらなる拡大、蓄積された情報に基づくAIの活用による患者一人ひとりに合わせた個別化医療の推進を可能にし、医療サービスの向上につながると考えています。
教育、医療における先端技術の活用およびDXの推進には、情報を蓄積、通信、処理するためのネットワークやシステムといった安定かつセキュアな情報基盤が不可欠です。また、情報技術を最大限活用するためには、それらを扱う医療人や教職員がデータサイエンスのスキルや情報リテラシーを身に着けることも重要となります。企画開発室では、最新技術の機微を捉えるとともに「患者?学生のために貢献できるデジタル化とは何か」という原点に立ち返りながら、より良い医療?教育の実現に向け尽力していきます。
調査?開発
- 学術情報ネットワーク”SAINS“の調査?開発
- 医療情報統合システム及びネットワークの調査?企画?開発
- クラウド環境における個人の健康データ(PHR)活用基盤の開発
- 新浪体育と富士通、ヘルスケア領域のデータポータビリティ実現に向けて、個人の健康データの活用推進に合意しました
- 国内初のiPhone?AppleWatchを活用した次世代スマート診療「ポータブルカルテ?」の運用開始
研究
- 医療情報システムによる先進的なB型肝炎再活性化防止対策に関する研究
- 深層学習を活用した植込み型デバイスの自動検出に関する研究
- 機械学習を活用した糖尿病治療における処方適正化に関する研究
- 間質性肺炎の胸部X線画像診断を支援するAIソフトウェアの開発研究
教育
- 医学概論?医療総論:第1学年、第4学年
- 応用医療情報科学:第4学年
所属教員
- 室長 廣田 健一 病院教授


サンフランシスコのコンピュータ歴史博物館に展示されている”ENIAC”(撮影:廣田)