親谷佳佑さん(実習年度:平成25年)
地域中核病院で充実した日々を過ごすことができました
この臨床実習を選択した理由は?
4週間という長い期間を地方の病院で過ごすことによって、地方の小児科医の日々の業務を間近で実感することが出来ると思い、この臨床実習を選択しました。
実習先での1日について
実習仲間と食事中 (留萌市立病院)
(左)菅井さん(右)親谷さん
毎朝回診をした後に、カルテを書いて、それを先生に確認してもらったり、処置や検査の介助をしたりというのが主な実習内容でした。実習協力病院では、わからないことをすぐに質問しやすい体制だったので、大学同様、場所を変えて実習をのびのびとできたことは良かったと思います。
また、夜間の実習もさせていただきました。19:00~22:00がオンコール体制だったのですが、夜間の実習を希望する日は、救急の方に「今日、呼んでください」とお願いして呼んでもらえるようにしていました。緊急手術にも立ち会うことができ、貴重な経験になりました。
サテライト施設での地域実習について
地域実習は1週目にまとめて行うというプログラムでした。特別養護老人ホームや保健所の見学、訪問看護、在宅医療への同行が主な内容でした。在宅診療への同行は、患者さんとふれあう機会が多かったので、とても勉強になりました。
TV会議システムを使った学生症例発表会について
私の場合は発表までの準備期間が短く、準備が大変でしたが、指導医の先生にもアドバイスいただき、なんとか症例発表会までに資料をまとめることができました。症例発表に際して、わからないところは調べたり、教えていただいたりするので、とても勉強になりました。
後輩へのメッセージ
留萌市立病院は、皆さんが親切な上に、宿泊施設も新しく清潔で、実習環境として申し分なかったです。この臨床実習は楽ではありませんが、とても充実していました。
皆さんは地域医療に対してどのようなイメージをもっていますか?ネガティブなイメージも、ポジティブなイメージも様々だと思いますが、それらのイメージは正解かもしれないし、不正解かもしれません。大半の人は今後のキャリアの中で、地域中核病院で働くことがあると思います。学生である今のうちに、一度経験してみてもいいのではないですか?
最終更新日:2013年08月16日
平成25年度
- 高石恵一さん(実習年度:平成25年)
- 古川 享さん(実習年度:平成25年)
- 親谷佳佑さん(実習年度:平成25年)
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